当店は、お客様がパソコン対面修理やデータ復旧にご来店の際、ここ最近では特に集団的自衛権の問題やネトウヨの話し、資本主義経済の話や社会主義市場経済の話を中心に、育児問題や障碍を抱える児童の養育の話や、現在人手が足りない職種のご紹介など、私たちの生活と密接に関わっている社会問題など、多岐にわたってお話をお聴きする機会が大変多いです。
なぜ上記のようなパソコンとは直接関係ない話をするのか? というと、パソコンで起こる様々なトラブルや、ウイルス感染、情報搾取や詐欺ソフト、ワンクリック詐欺などの被害に遭ってしまう一番の原因が、ネットやTVや過去のたまたまそういう結果だった事例とか、偶然や間違った情報や勘違い、思い込みから引き起こされている場合が多いからです。なので、「去年はこうだった」「5年前に前のパソコンで使っていたときはこの無料ダウンロードソフトは便利だった」など、日々変化している現状に対応できていないことで、古い情報が更新されていない。というのは致命的なことです。
ましてや、パソコンのハード的な進化速度も速いですが、ソフトウエアーの進化や新しい情報機器の広がり、データ記憶媒体が扱えるデータの量と範囲がどれほど大きくなったかご存知でしょうか?
3.5インチのFDD=1MBでOSを起動させていた時代からHDD=3TBの時代になったんです。
計算の細かい単位は無視しますが、たったの25年で
3TB=3,145,728MB
約3,145倍になったんです!
これだけ多くのデータが一瞬で扱えるようになったのですから、間違った使い方をした場合の損失量ももの凄い量になります。
そして、今現在ウイルスソフトや迷惑ソフト、情報搾取ソフトの主流はほとんどがソシャルハッキングです。
「インターネット回線から侵入して特定のパソコンの内部情報を引き出す」などという、気の遠くなるようなハッキングやクラッキングが出来る専門技術者は、とっくに自分の技術で充分な報酬が得られる仕事をしています。
つまり、皆さんを困らせているのは「人を騙して勘違いさせてたった一回クリックさせる」詐欺師なんです。彼らは新しい勉強はしません。すでに有るものを使い、ただただ、人を不安にさせたり心配させたりしてお金を騙し取る。という最終目的のことだけを考えています。
これを防ぐには、自分で考える癖や「いい話を鵜呑みにしない」心構えが必要ですが、はじめから初対面の人やネットショップの商品、ブログの記事を疑うようでは、有益な情報も逃してしまいます。
修理人は日ごろから、お客様とお話をする中で、ネットやパソコンを便利に使いながら、どういう点に注意していれば嫌な思いをせずに済むのか? ということをお話しています。
このDVDをご紹介するのも「自分で考えるのを止めてしまった時に搾取される」ということがはっきりしているからです。
搾取されるものはお金だけではありません。
あらゆるものが自分以外の人の手によって奪われる可能性を示唆しています。
私、修理人を探し当てていただいたお客様には、そのような思いはさせたくない。
その一心で、今日のブログは書きました。多くの方々に伝わることを願っています。