レノボがFTCと危険アドウェア「Superfish」入りPC出荷の件で和解。約3.8億円を支払い
現時点で、Lenovoという完全に中国の会社がつくっているパソコンは、いつユーザーに損失や害を与えるソフトを導入するか? 中国政府とLenovoにしか判りません。
Lenovo製のパソコンは購入を一切お薦めできません。
NECは、2011年1月27日に「NECとレノボが合弁会社を設立」として、一般ユーザー向けのノートパソコンなどにNECのロゴだけを付けてLenovoに作らせています。中身の部品構成も初期バンドルのソフトウエアーも全てLenovo任せです。Windows7販売当時は、Lenovo製品とNEC製品のパソコン全てに、情報搾取ソフト Baidu が仕込まれていました。リカバリーしてパソコンを初期化すると、このウイルスソフトが有効になってしまうという、極めて悪質な考え方を持ったLenovoという会社と提携してしまったNECは、日本の電機メーカーとしては初めての「信用失墜という最悪のシナリオ」を自ら歩み続けています。
また、NECは2017年7月に、NECとLenovoの合併会社株を売却して1/10にします。
NEC、レノボにパソコン合弁株を一部売却 インフラ事業強化
こうなる前からNEC製のパソコンの利用は危険でしたが、さらにいっそうNECブランドのパソコンはリスクが高くなります。
NECブランドのパソコンは現時点で購入を一切お薦めできません。
富士通とLenovoのPC事業戦略的提携がやや難航か
同じく、富士通についてもLenovoとのPC事業提携が決まっていますが、富士通がパソコンを利用する日本の一般利用者のことを真剣に考えていれば、提携が難航するのは当たり前です。もし、富士通とLenovoが提携したパソコンが販売されたときは、購入を一切お薦めできません。
もしLenovoやNEC製のパソコンを購入してしまった方は、信頼できるパソコンの修理店に「アドウエアやウイルスソフトが導入されていないか?」確認してもらい、削除処理してから使うことをお薦めします。発売時期によっては、初期化リカバリーでは削除できませんので充分ご注意くださいませ。