以前、当店にデータ復旧ご依頼頂いたお客様から【データバックアップを強化したい】というお問い合わせを頂きましたのでご説明いたします。
リクエスト：
アンサー：
早速ですがNASとバックアップは別物と考えてください。NASを使いたい。ということは、NAS内のデータを全て別ドライブ単体もしくはRAID1ミラーリング（HDD2台以上）の別ドライブにバックアップしなければいけません。
ベター
バックアップはNASと同じデータをHDD単体に別途保存しておく運用が一番安いので、2～6TBのUSB3.0接続HDDを用意してください。
ベスト
より安全でHDD故障時の運用がより簡単な方法として、バックアップをRAID1(HDD2台～)のドライブにする場合です。この運用ですと、バックアップRAID1の内1台のHDDが壊れてもバックアップにアクセスできるので安心です。また、故障したHDDの交換は、バックアップにアクセスして運用しながらおこなえるので運用が簡単です。
メリットとデメリット
ただしコスト面を考慮した場合、バックアップが単体HDDだとしても、NASに同じデータがあると考えればバックアップが壊れた時に、早急に新しいバックアップドライブを買えば済みます。その際、NASのデータを新しいバックアップに全て移行させる手間がかかり、NASへのアクセス速度が遅くなってしまいまうというデメリットがあります。
注意
また、NASをHDD単体ではなくHDD2台以上のRAID構成にして利用する場合、RAID0での運用はデータアクセススピードが速いことと引き換えに1台でもHDDが故障した場合、データ復旧がとても大変ですしお金がかかります。最悪の場合はデータを失います。
WindowsとMacでは、OSに標準搭載されているバックアップ機能やRAID機能が異なります。
詳しいデータバックアップの運用方法は、お客様の運用方法を実際にお会いしながらお聞きして、その時の最善のご提案をさせていただきますが、電話やメール、SNSなどでのお問い合わせについては、当店をご利用いただいたことのある方のみ、実機選定までご提案いたします。
最後に
出来ることなら当店のような【データ復旧店】に駆け込まれないことをお祈りしておりますが、パソコンのデータ復旧でお困りの方はお気軽にお電話くださいませ。当店はネットの有料広告を一切しておりませんので、ご利用頂いた皆様のクチコミご紹介、とても感謝しております。
当店の維持にご協力頂きいつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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