先日、ネット検索最上位に広告表示されていた
「データ復旧会社に電話をして怖くなってしまった」
と仰るお客様がご来店されました。
今日今すぐ持ってくるか宅急便で送ってくれれば無料で直ぐにデータ復旧検査します!
と言われたそうで、このお客様は「データ復旧っていくら位かかるんですか?」と、訊いてみたそうです。すると・・・
5万円から50万円ほどかかる場合もあります。
なるほど、これだけ値幅があったら恐くなりますよね。
だって、この金額を聞いてもこの会社にデータ復旧依頼すると言う事は、このお客様は50万円出してもデータ復旧したい人、と相手は受け止めるからです。電話で問い合わせた段階で、お客さまの選別をおこなっているということです。
実際のデータ復旧料金は、この業者のサジ加減で5万円~50万円の幅で決定され請求されることでしょう。
データ復旧診断料金について
ところで、お客さまの選別は当店もおこなっています。
当店は無料でデータ復旧可否判断の検査をしていませんから、データ復旧診断料金3,240円を支払いたくない方は一切お受けしていません。
なぜなら、無料診断を受けてしまうと、データ復旧でお役に立てた(お支払い頂く)お客様から、データ復旧でお役に立てなかった(お支払いいただかない)お客さまの手間賃を上乗せして頂くことになるからです。
一人ひとり、一台づつ目の前で同じ手間をかけるのに、他人の分まで支払わせる理由が修理人には解かりませんし、そんな手法をお客様にご理解いただけるとは到底考えられません。
無料で診断して欲しいと考える方は、当店には向きませんので無料診断を受けている業者さんに、データ復旧の依頼をして下さい。
ネットの有料広告について
また、ネットの有料広告についても、データ復旧でお役に立てたお客様に有料広告料金を上乗せ請求する事は、適正なデータ復旧技術料金と設備の維持管理経費以上の、修理人にとっても割り切れない請求をする事になるので、当店ではネットの有料広告を一切出していません。
設定料金が適正かどうか?
データ復旧に限りませんが、物や技術には適正な金額があります。その適正な金額は、お客さまの足元を見ながら「5万円~50万円の幅で」などという曖昧な金額ではなく、事業の維持管理費などの経費と儲けを合算した金額を、それぞれのお客様へのお役立ち加減毎に分配した上で、お客様にご理解頂ける金額。と言う事になります。この金額は、高くも無く安くも無い金額になるはずです。誰かに負担が偏ったり、バランスが崩れている事業は決して長続きしません。
そして、設定金額には、必ずその金額を明示している背景が有ります。
つまり、都内の一等地で駅前の立地、月額家賃100万円以上の場所でデータ復旧業をおこなうのと、八王子のローカル線の駅前で同じ仕事をするのでは、明らかに経費が異なります。
当店は、データ復旧料金を他社より安いなどとは考えていません。適正な金額設定をしているだけです。また、値幅も有りません。正確に適正な料金設定をしているため、下記の通り本日も料金改定いたしました。
データ取り出し・データ復旧料金「これが相場です」(2017-12-28改定)
”知らない”とか”調べたことが無い”とか”よく分からない”事をそのまま放置して、いざ困ったときにはとんでもない大損をしてしまう時代です。
当店は、データ復旧=困ったときの駆け込み寺ではありますが、皆様も普段から転ばぬ先の杖として、お見知りおき頂けると幸いです。
2017年も大変多くの皆様にご利用頂き感謝いたして折ります。
来年も良いお年をお迎え下さい。
いつもありがとうございます。