思いもよらない事というのは、起こって初めて対処に困るものです。
中国の武漢から発生し、日本はもちろん世界中を巻き込んでいるコロナ災禍ですが、国内でも日本政府や日本の首相の考えもあり、行楽や観光はもちろん、人が集まる場所への外出や学校への登校までもが制限されています。
ただ、人は制限されたり自由の範囲が狭まると、考え方や動き方を変えて別の何かを探す努力もできます。
例えば普段、もし何某かの理由があって家ではなかなか出来ないということがあれば、この機会に家で出来ない理由を潰していけば、家の中を「出来る」環境に変えてゆくこともできます。
先月末(2020年2月末)「JASRAC による 音楽教室 からの JASRAC管理楽曲利用許諾料徴収 は 出来る」という判決が出ました。
ちょうど時期が重なりましたが、コロナ災禍による「出向き授業」や「出向きスクール」の行き難さから、Youtube での 動画配信 楽器演奏のアドバイス ティーチャーがここのところ一気に増えた感があります。

趣味の楽器演奏でさえ、チャンネル登録はあっという間に万人単位です。
もちろん前々から準備していた人たちが登録者数を伸ばしています。
(全く異なるタイプのドラムの先生)
また、進学補修を問わず、各大手の塾では配信受講も劇的に増えています。
そもそも、毎日コツコツ積み重ねる必要がある努力系の事柄は、普段から家で集中して取り組むことができれば一番無駄がありません。
教員、ティーチャー、先生、塾の講師、師匠、呼び方はなんでもいいのですが、皆さんに目を向けていただきたいのは、こんな時だからこそ、自分自身で努力をして何か新しい技術や知識を身につけたい。と考える人は多いはずです(そう願いますw)。そこの需要に応えるべく、ご自身で工夫してコロナ特需を生み出してみてはいかがでしょうか?
何か人とは違ったこと、出来るようになるまでにはかなりの修練時間を要すること、などなど、好きなことや得意なことで良いんです。何でもコロナ特需に変えちゃえば良いと思います。
要は何事にも “向き合い方” が重要
さらに『ネガティブ』なことであれば尚更 “立ち向かい方” が大切です。
ちなみに修理人のお仕事は、こんな時だからこそ情報が大切なので、大変忙しくさせていただいております。
10年前に死んだ修理人の父が35年以上営んでいましたが、昔の本屋は景気に左右されない商売。とよく言われていました。インターネットが普及しAmazonが出てきてからそうでもなくなったのですが、それはかつて本屋が情報と知識の宝庫だったからです。
今は、様々な情報端末がありますが、少ない文字表示で受け取る事だけに特化した受動的な情報端末(=スマホやタブレット)だけでは扱いきれない量の情報と知識は、マックやウインドウズやクロームブックと呼ばれるパソコンで扱うことになります。
そうなってくると、情報端末をいかに高速で有効に使えるか? で、同じ時間で扱える情報と知識の量にもの凄く差が出ます。
ちなみに、得られる情報と知識の量=自分が扱える情報の総量は、ご自身の収入という形で如実に現れます。
これは現在のように、インターネットによってここまで特化した情報化社会になる前から変わらない事実です。
人間が「情報や知識を得たいと渇望する」ことは、年齢や学歴に依存しません。
人が活きている限り続く営みであり人が生きている限り需要があります。
是非この機会に、コロナ特需をご自身で生み出してみて下さい。