リモートワークや在宅ワーク増加に伴う不具合発生の問題点と注意点について
HDDデータ損傷の原因につきましては様々な原因がございます。
リモートワークや在宅ワークに限りませんが、近年大容量のHDD普及にともない、HDD単発で4TB以上の容量があるものもたくさん流通しております。上の写真のような8TBのHDDは安価なため、カメラや写真や動画、アニメ、映像、CM、TVなどのコンテンツ制作の現場で急速に普及しています。
使い方もさまざまなので、当店でデータ復旧できるからと言って、全ての故障の原因を正確に診断することはできませんが、今後の運用のことも考えて、ぜひ知っておいていただきたいことがございます。
大容量HDDの取扱い注意点
3.5インチで4TB以上の容量があるHDDの場合、電源投入時や動作開始時および接続解除時や電源切断処理後約180秒(約3分)は動かしてはいけません。
また、2.5インチで3TB以上の容量があるHDDの場合、電源投入時や動作開始時および接続解除時や電源切断処理後約180秒(約3分)は動かしてはいけません。
HDDが動いている時=接続動作中にはスライド=ズラし移動を含めて絶対に動かしてはいけませんが、USB接続などは取り外しができる事が前提なので簡単に抜き差ししてしまいがちです。
しかし、HDDは入切りの際にも直ぐには動きませんし直ぐには切れません。
起動処理や切断処理中の状態で電源を抜いてしまうと、内部データ管理情報を壊してしまう可能性が高く、たとえ当店でデータ復旧ができたとしてもそのHDDの再使用は不可能です。
HDDスタンドの盲点
Amazonでも家電店でもネットショップでも、最近はどこでも売っているHDDスタンドと呼ばれる商品=例えば裸族のようなHDDスタンドを使っている場合はさらに注意が必要です。
USBやThunderbolt、FireWireなどのケーブル延長接続インターフェイスは、その仕様上急な接続解除が行われることを設計者側が想定しており安全装置が付けられる場合もあります。しかしながら、HDDのSATAインターフェースを直接抜き差しできる HDDスタンドと呼ばれる商品 については、HDDを直接簡単に抜き差しできてしまうので、さらに注意が必要です。
リモートワークや在宅ワークでは周辺機器の取扱いにご注意を!
自宅や出先や、他の人が居る居ないなどの周辺環境に関わらず、仕事をする場所が変わるということは、WindowsやMacなどのパソコンに接続されている周辺機器の扱い方が変わります。
しかも、パソコンの周辺機器は皆様が考えているほど雑に扱える物ではなく、とても繊細にできています。
取扱いには十分な注意が必要です。十分ご注意くださいませ。
参考まで:3.5インチHDD単発8TBからのデータ復旧料金
HDD1台のデータ復旧可否不具合診断料金=3,300円(消費税10%含)
3.5インチHDD8TB単品からのデータ復旧料金=110,000円(消費税10%含)
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HDD8TBデータ復旧料金総額:113,300円(消費税10%含)
*復旧データを入れてお返しする新品のHDDは別途お客様にご用意頂いております。
ご依頼ありがとうございました。