今日は、Windows95やWindows98~98SEの時代からパソコンを使っていた方が比較的陥りやすい「デフラグ(defragmentation)」のリスクについて考えてみました。
すでに多くの方が、Windows Vista/7/8/8.1 OSをお使いだと思うので、そちらの方は読まなくてOKです。
何故なら、OS標準に搭載されている「ドライブのデフラグや最適化」を行ったとしても、体感的にパソコンの動作速度が上がったりすることを実感できませんし、ここで言う「デフラグ(defragmentation)」の方法とは仕様が違いますので気にしないでください。
但し、パソコンが起動しなくなった場合や、アカウント設定が読み込めずOSが完全に立ち上がらなくなってしまった場合、データ復旧が必要かもしれないと考えられる場合に、ハードディスクを取り外して別のパソコンに繋いで「デフラグ(defragmentation)」や「ドライブの最適化」をおこなってはいけません。
デフラグは何をしてしまうか?
もし、特定のファイルを開こうとすると動作がもたついたり、特定のフォルダーをダブルクリックしてもなかなか内容が表示されなかったり、日本語入力中の漢 字変換候補がなかなか出てこなかったり、パソコンの起動やシャットダウンがとても時間がかかったり(Windows Up Date前後を除く)不安定だったりする場合は、読めるデータだけでもバックアップする事が大切ですが、HDDの場合まわせばまわすほど状態は悪くなります。
2014年現在、修理人と同じようにデータ最優先の業務をしている人は100%同じ対応をするはずですが、パソコンから取り出せなくなった必要なデータがある場合、まずハードディスクやSSDの故障を疑います。一番避けたいのは、試しにパソコンの電源を入れてみる。とか、データ復元ソフトを使ってデータが出てくるかどうか試してみる。などの一か八か?みたいに恐ろしい事は絶対にしないんです。
当然、データの配置換えや置き換えデフラグなどは絶対にしません。
無くなっても惜しくないデータや、データ復旧に3万もかけられないデータの場合は、イジリ倒してデータが取れなくなっても後悔しないと思うので、お好きにどうぞ!^ ^
私、日ごろから、データのバックアップは二重三重に持っていてください。と、皆様にお伝えしていますが
そうしていただければ、将来私の仕事は無くなりますが、お客様が困ることも無くなります。
今日はこの辺で・・・^ ^